自分を楽しむ、50歳のポジティブ離婚プロジェクト

資金ゼロ、シェアハウスでの別居生活6年間を経て円満離婚。へこたれ50代のライフシフト記録です。

60代の新居探しプロジェクト … その③

 

一昨日、現地訪問していくつかお部屋を見せていただき、先輩住民の方ともお話できました。

 

先日、ひとりで周辺を見に行った時には確認できなかった内部の様子やガーデンの様子なども、ゆっくり時間をかけて案内いただきました。

さくさく契約を進めたい不動産業者さんとは違って、実際の暮らしぶりや地域の雰囲気など雑談含めていろいろ聴かせていただける貴重な時間でした。

 

敷地内の様子ですが、もともと大手企業の独身寮としてしっかり贅沢に建てられていることもあり(4年前にコンセプト賃貸としてリニューアル)、普通の賃貸ではあり得ないようなゆとりスペースが数多くありました。一方、専有スペースはあまり手が入っていなくて物足りない感じ。ただ、内装変更が相談できるという嬉しい情報もキャッチできました。

 

↑居室内はごく普通、私は床色の暗さが気になります

 

 

現地訪問して強くなった気持ちは3つ

● 自室ライフだけではなく、これらの空間や暮らしを共有できることで、人生の質が変わるかも(本来ズボラでマイペースな私には、周囲の牽引力が必要、笑)

● 私のようなめんどくさい人も、ここなら変人扱いされることがなさそう(あまり気負わない自然派思考の皆さまが多そう)

● 居室の内装変更が許されるなら、できる範囲でDIYしたいし、ワガママだけどお部屋は妥協したくない

 

 

よって、最長、シェアハウスをギリギリ追い出されるまで、空室待ちさせていただきたいとお願いしました。どうしても空きが出ない場合は、他のお部屋に入室して館内移動させていただくことも覚悟の上です。

さてさて、どうなることやら。

 

一般賃貸と違って、自主運営スタイルは決してラクじゃないだろうし、戸惑うことも多いと思いますが、未来の自分に背中を押されている気がするので、このまま進んでいきたいと願っています。

70歳、80歳になった時のおひとりさまの暮らし方、、、あなたはどう考えますか。

60代の新居探しプロジェクト … その②

 

思いの外、新居計画が進み、

ちょっと順調すぎるぞ … と思っていたところ、、、

ストップがかかりました〜!

 

転居希望先の運営会社さんと相談の上、

仮決定していたお部屋の内覧を寸前にして、

そのお部屋の契約が決まってしまったとの連絡がっっっ!

(特殊な事情がある物件なので仕方ないのですが)

 

↑ 賃貸でできる範囲の内装変更も模索中

 

 

物件が特定できてしまうので、リアル情報は公開できないのですが、

私が入居希望している物件は、こんなところ。

  ⇓

● 個室以外に住民のコミュニケーションスペースがあるコウハウジングスタイルの物件、北欧発祥の住まい方です

● 個室内にバス・トイレ・キッチンあり(シェアハウスは水回り共同でした)

● 住民が自分たちで運営(普通の賃貸では住民はお客様だけど)  当然、役割分担もあり

● 保証人は不要で、居住者同士が保証人になるらしい(正:居住者組合が保証)

● 運営のための出資金を預ける

● 館内には、住民同士で食事できるようなラウンジや本格厨房、ゲストが泊まれる部屋、コインランドリーなどあり

 

 

一般的な賃貸の場合、不動産やさんにコンタクトをとって現地内覧〜契約〜審査となりますが、このへんの流れも結構異なります。

まずは入居希望者向けの説明会を受ける必要があって、その後に、現地訪問や住民と交流したり、仲間になれそうかなど確認の時期を経て、ようやく契約となるようです。

 

説明会は先日Zoomで参加済で、運営会社さんとは毎日のようにメールでやりとりしてました。生活していくのにやっとの私にとって、役割分担など荷が重い気がしていたのですが、あまり気負わなくて良さそうだし、いざという時助け合いできそうなので、気持ちが傾きました。

 

予定では本日、現地訪問&住民の方とも雑談、そのまま契約日を確定する流れになっていたのですが、冒頭にお伝えした通りの状況となったため、今後どうするかの相談に行って来ます。

空室が出て6月中に引越し出来たらベストですが、最悪9月までは今のシェアハウスにいられることが確認できたので、それまでに何とかなりますように。

 

 

一方、インテリアイメージはほぼ決まり、フローリングの色など内装も少し変えたいと思っています。シェアハウスでは諦めていたところも、諸々欲がでてしまいます。ただ、賃貸だし予算もないので、フローリング調の塩ビフロアタイルを接着せずに敷き詰めるだけのDIYを計画中。内装作業は引越し前にやる必要があり、段取りが心配でしたが、少し余裕ができそうなので、ほっとしているところもあります。

 

もうここまで来たら他の物件はあり得ないので、あとの調整は天にお任せですっ!

 

60代の新居探しプロジェクト … その①

 

兄から母の一周忌の連絡がきました。

お経をあげるだけの簡単な形式なので、無理しなくても良いと言われましたが、やはり帰郷することにしました。もう他には仙台に帰る理由がなくなり、寂しいものですね。

 

あっという間の一年。

 

葬儀の最中も悩みまくっていた当時の私に言ってあげたい。

「何とか勇気出して踏み出しましたよ。大丈夫かどうかはまだわかんないけどね…笑 」

 

 

 

さて、問題の新居探しですが、

重い重い腰をあげて動きはじめています。

 

まずは、1年以上前から気になっていた物件を改めて検索して最新情報をチェック。

同時にインテリアプランなど楽しいこともちょいちょい進めています。

 

↑ 新居はグレージュをベースにしたい♡

 

 

ここで改めて、私の(60代自営業)のハードルを整理しますと

 □ 年収の問題 (50代の頃より更に貧乏)

 □ 正社員じゃない (アルバイトしてる自営業)

 □ 年齢

 □ 保証人がいない

 

 ⇓ これらをクリアするための傾向と対策

 

 □ 家賃が低い / 敷金礼金ゼロなど

 □ 空室が多い物件 (駅から遠いとか)

 □ 年齢不問、高齢者歓迎の物件

 □ 保証人不要 (保証会社など)

 

 

 

一方、私なりのワガママ条件もありまして

 □ コンセプトが明確なこだわり物件

 □ 空間のセンスや設備 (バス/トイレはぜったい別)

 □ 方角 (西日NG、ベストは北東向き)

 □ シェアや程よいコミュニティ

 

 

私が狙っていた物件を久々に調べてみたところ、、、以前は予算オーバーの上に空室なしだったのですが、今は賃料も下がって空室も出ていたので、チャンスありそう!

高齢者歓迎かつコミュニティあり、グッドデザインも受賞している物件で、主要駅からバス利用ですが、実際に訪れてみたところパワースポット的な良い雰囲気の立地だったので、今のところ 他の候補は考えられません。

 

現在、運営会社さんへコンタクトを取り、一歩一歩進めているところです。

まだ無茶がきいた50代の頃とは違って、“勢いで何とかなる” …とは全く思えないので、様子をみながら、おそるおそるです。

 

 

今のシェアハウスに入居する時は、もともと仮住まいのつもりだったし、単身暮らしに何がどのくらい必要なのか見当もつかなかったので、その後、不用意にモノが増えて雑然としてしまいました。3年前、仕事場からデスクトップモニター2台など仕事の荷物が自宅へやって来た時点で、インテリアどころではなくなってしまったし(笑)

 

今度の住まいはこの失敗を活かしつつ、もう少しオトナな雰囲気にしたいと思っています。予算は抑えたいし、DIYも得意じゃないけど、家財道具付きのシェアハウスではあきらめていた箇所もちょこっと頑張りたいです。

 

進捗また報告したいと思います。

 

 

 

突然、シェアハウスの退去命令が・・・

 

既に桜の季節となってしまいましたが、毎年の愉しみ … ヒヤシンスの画像を残しておきます。

今年はお花屋さんに良いモノが探せず、初めてお取り寄せにチャレンジしたのですが、送料かけてでもオーダーする価値アリでした。とっても立派なヒヤシンスが咲いて大感激!香りもずっと楽しめましたっ!

 

↑ 手前のつぼみも全て咲いた時は迫力でした

 

 

さて、タイトルにも書きましたが、いろいろと変化や事件があり、、、これからどうなることやらという感じです。

 

 

まずは、お仕事について。

このまま続けていくのは難しいと感じつつ、ずっと決断できずにいましたが、お仕事のひとつ…エシカルブランドの業務を3月末で辞めさせていただきました。以前、トリプルワークしているという話を書きましたが、現在、空間デザインの仕事依頼はないので、実質、インテリアの販売業務(パート)だけになりました。(パート契約の方は時間制限があるため、新たな収入源を確保していく必要性があるのですが、そちらは完全に未定です)

 

決断した最大の理由は、自分のラストステージをきちんと考えるための余白が必要な時期だと感じたから。エシカルブランドを応援していきたい気持ちは変わらないのですが、メンタル的にも体力的にも余裕がなく、とても前向きなビジョンを描けるような状況ではありませんでした。

 

仕事を失い困った時に救ってくれた友人には、嫌われてしまった(呆れられた?)と思いますが、自分を優先させていただきました。ずっと呼吸が浅く、目覚めた瞬間からプレッシャーを感じてしまうような毎日で、自分自身を完全に見失っていました。後悔はありません。

 

 

実は、図らずも3連休できることになり、こうしてブログを書けています。本当に久しぶりの自分時間。

昨日は、山田智和監督の映画『四月になれば彼女は』を観に行き、深夜のベッドで、藤井 風さんの『満ちてゆく』を聴いていました。

さまざまなフレーズと音が胸に響き渡って、ココロの奥にあった残骸を溶かし去ってくれるようで、、、涙が溢れました。ゆるぎない深い愛につつまれ自分を取り戻す体験をした淡路島の情景と感覚が呼び戻され、気づくと深い呼吸をしていました。感謝。

 

全ては大きな愛のストーリーであり、計らいなのだと、引き戻していただけました。

本来の自分に戻っていく道のりの中で何が浮上してくるのか今は全くわかりませんが、自分の中にある宇宙に耳を澄ませていきたいと願います。

 

 

 

そして、もうひとつの事件が住居の問題です。

先週、シェアハウスの運営会社から、私の住むシェアハウスを4月末で手放すという旨のインフォメーションがありました。その時は、また運営会社が変わるのね、と安易に受け取っていたのですが、、、数日前に封書が届きまして、その内容が、“半年以内に退去するように” というショッキングな通達でした。

 

5月以降に別の運営会社から正式に通達があるらしく、退去せずに残れる可能性もゼロではないのですが、ここは “背中を押してもらった” と思って、動き始めたいと思っています。

10年前、家族との住まいと訣別した時とは違い(あの時は本当に無謀でした…笑)、最低限の引越し資金はプールしてありますが、問題はよき物件との出逢いです。家賃や内装や形態など…私なりの希望が多いのですが、それより私の「年齢」と「収入」で審査が通るのか、が大問題です。

 

 

今後、続報をアップしていきたいと思っていますので、皆様の経験談やお知恵もお貸しいただけたら幸いです。。。

 

 

 

 

逃げ出したかったバイト生活も、1年経ち

 

半年もたないと思っていた新しいお仕事(家具の販売)が、、、気づけば1年。

 

今日はどんな恐怖の瞬間が待っているんだろう … と呼吸が浅くなり、

仕事場にたどり着くまで何度もトイレに駆け込んでいた私。

 

プロとしてインテリアデザインをやっていた頃とは、時間のかけ方も、求められる内容も、かなり違うことや、出来ない自分への苛立ちから、以前はどこか上から目線で見ていたように感じます。

 

未知の環境への適応に、人の3倍時間を要する自覚がありますが、

[ 不安<やりがい ]へと、ここに来て急に何かが変化しました。

 

接客の最後に名前を聞いて下さったり、素敵コメントを残して下さったり、満たされた表情で去っていくお客様のご様子に、期待以上のおもてなしが出来たのかな …と、ハートがほんわかする瞬間を経験するようになりました。

スタッフの皆さんの中に、自分が違和感なく存在できているようにも。

 

 

・・・とはいえ、まだまだ難しいリクエストにはアタマ真っ白になるし、気合いを入れないと仕事には迎えませんが、今となっては、この有り難い境遇に感謝する気持ちでいっぱいです。

 

あきらめなくてよかった。。。

 

カフェ モーツアルト 自由が丘店の夏メニュー  友人と久しぶりの再会を楽しんだ一日。
 
 
覚えることでいっぱいいっぱいだった頃には想像もつきませんでしたが、、、、販売って、お客様の満たされた様子を目の前で見て感じることができるしあわせな仕事だなと。ハートとハートが共鳴した後は、愛で満たされた気分になります(すぐに次の接客になっちゃうのですが… )。
 
それに、頭がフル回転の5時間の立ち仕事は、リモートでデスクワークしていた頃より、とても健康的だと感じます。(どうやらホントに定年もないようなので、続けられるうちは頑張りたいと思ってマス!)
 

↑ Paper Back Cafe 神田神保町にて 週末の静かな神保町へ、娘と

 

先日、娘(31)の就職が決まったと連絡がきて、娘もお洋服の販売のお仕事を始めることになったようです。私以上に環境に適応するのが大変な彼女が、人生はじめての職種と正社員採用。大変だと思うけど、チャレンジを心から応援したいです。配属される店舗も私の職場のすぐ近くになりそうです。

 

先週、渡したいモノがあるからと久しぶりに会って、書店とカレーを楽しみました。(私の骨粗しょう症を知った娘のお友達が自然療法の栄養スープをプレセントして下さり)

平日と違ってゆったりと時間が流れる静かな神保町。以前、娘が住んでいた奈良に訪問した時の安らかな気持ちを思い出させてくれました。

 

 

なんだか、いろんなことが新しい段階へうつったように感じています。

この暑さが落ち着いたら、少しほっと出来る時間を楽めるかな〜。