心屋 仁之助先生の著書
『 光と影の法則 』を読ませていただきました。
この本は、ある女性の仕事と人間関係のつまずき〜気づきを、
ストーリー仕立てにしながらわかりやすくしたもので、
いろいろな要素が盛り込まれています。
読んでいて、野口嘉則さんの『鏡の法則』を思い出しました。
“ 心の学び ” 初心者の方には、
感情移入しながら人生観を変えるものになるでしょうし、
いろいろ学んで来た方には、
実践的な感じで総チェックできる内容かと思います。
一気に読めますし、
いろんな観点で読み直しもできる、おススメ本です。
『 光と影の法則 』とは、
“ 光 (成功) ” を追い求めて、 “ 影 (負) ” を否定していると、
人生のバランスが崩れ、影はさらに大きくなるという
この世のしくみを指しています。
以下、離婚を切り口に読み直してみて、
興味深かったところを、私なりにまとめてみました。
↓ ↓ ↓
〜〜 こんな法則があるようです 〜〜
● 自分の目の前にいる“ イヤな人 ” は、
実は、本当の問題ではない。
その “ イヤな人 ” こそ、自分を知るカギ。
問題の原因は、相手ではなく、“ 自分 ”にある。
● 夫婦どちらかが、ポジティブになっていくと、
そのパートナーは、バランスを取るかのごとく、
どんどんネガティブになる。
● 自分自身の中の嫌いな部分を排除しようとしている時、
わざわざ、それを拾って見せてくれるのが、
パートナーだったりする (!!!)
● 感情のエネルギー(喜び・怒りなど)を表現しないで
飲み込んでいると、身体の中にダークなエネルギーが
どんどん溜まっていく。
〜〜 やってみましょう!〜〜
◆ 自分の本音、弱い気持ちを伝えるようにする。
自分の素直な感情と、そう感じる理由を、パートナーに話す。
「そういう風にされると、私は悲しい。何故かというと… 」
それを相手がどう取るかは期待せずに。
◆ 本当の自分に戻る。
自分がイヤだと思って捨てたピース(ダメな自分、弱い自分)を、
拾って戻すようイメージする。
◆ 怒りを表現する。
親からされた事、押しつけられたこと、
してもらえなかった事、止めてくれなかった事など
子どもの頃の本音を思い出し、怒りを発散させた後、、、
上から目線な感じで、許してあげるイメージングをする。
(直接、親に伝えるのもアリだが、まずはイメージングで
やってみるとイイと思う。結局、ここが自分の原点)
◆ 子どもの頃の自分を許す。
何も出来なかった、弱い、情けない“ 小さい自分 ” への
感情を全て吐き出し、、、許してあげる。
(自分との和解。本丸は、ココですね!)
本のまとめは以上です。
そして、そこから、
尊敬するコンサルティングコーチの神崎幸康さんが
教えてくださった、
とても深いメッセージと繋がったんです。
↓ ↓ ↓
“ 人生とは、バランスを崩しながら前に進むもの ”
そうです。
『 生きる 』という時間は、
“ バランスを探すための経験 ” なのではないかというのが、
今の時点における、私の結論です。
「陰」と「陽」
絶対的な正しさも 間違いも、
本当はないのに、
人は、自分なりのルールを決めて、
相手も、自分もキビシく罰しようとします。
私の場合で言うなら、、、
“ 人生は向上心をもって前進すべきもの ” とか、
“ 〜べき、〜べき ” が、強烈にありすぎでした。
(親に評価してもらえなかった子供の私は、人様から
評価してもらえるような自分を、必死で創ってきた)
夫の、“ 何事も状況に流され、拘らず、受身で
過ごす姿勢 ” は…… 私が捨てたモノだったのですね。
かなり笑っちゃいます!
ごめんね、と 心の中で言って、
自分に戻してあげようと思います。
そして、
親との関係の中で、
誰も自分をわかってくれないと決め込んで、
本音を伝えることを、してきませんでした。
人間は、こうやって、
右に、左と傾きながら、
中庸のポジションを探す旅をしているんでしょう。
無邪気な、本当の自分に、会いたいです。。。