自分を楽しむ、50歳のポジティブ離婚プロジェクト

資金ゼロ、シェアハウスでの別居生活6年間を経て円満離婚。へこたれ50代のライフシフト記録です。

『忙しさ』という逃避

新しい年を迎え、一年の抱負を決意したはずが、
結局、日々の出来事に忙殺されてしまう人も
多いのではないでしょうか〜。


私たちが当たり前のように使っている
“ 忙しい ” という言葉。

「 相変わらず、忙しいんでしょう」とか
「 お忙しい中、ありがとうございます 」みたいに、

“活躍している人” とか “必要とされている人”
という良い意味を内包した言葉として
使っている事が多いように思います。


でも、、、本当にそうなのかな〜って、最近思うんですよ。


私たちは、忙しさという “ 雑踏 ” に紛れ、
大切な事に向き合わない道へと、
逃避しているのかもしれないなって。



というのも、、、
昨年、『やらなければいけないこと書き出す』
というワークをやった時の事なんですが、

決められた時間内に書き出してみて、
各自、いくつ項目が出たか数えました。

私は極端に少なくて5つ、多い人は20以上。

その後、『その項目をもう一度見直してみましょう』と言われ、
皆さん、更に忘れていた事を書き足していました。

一方、私は、
“ やらなきゃいけない事なんて、本当はないはず!”
という考えが浮かび、、、

悩んだ結果、5つ → 3つ に減らしたんです。


最後に、これがどういう意味を持つワークだったのか、
タネあかしがありました。

「私たちは、こうやって、
人生の大切な時間を “ やらなきゃいけない事 ” に
奪われているのかもしれません!
その事に気づかなければいけない…」というものでした。

「みなさん、大いにガッカリして下さい」と。


特に子育て世代のワーキングウーマンなら、
やる事は山のようにありますよね。

仕事はもちろん、
子どもの体調や学校のこと、
行事、塾や進学、お金の心配、
掃除、洗濯、台所しごとといった家事、
両親のことや友だちとのこと、
習い事やイベント、、、

こんな事を毎日こなしているだけで、
あっという間に一日が終わり、
そして季節は過ぎていくのです。

夫との関係を見直したり、自分と向き合ったりする事は、
どこかで気になりながらも、
埋もれていくのではないかと思います。


私の40代は、立ち止まる事に強い抵抗がありました。
夫と向き合ったら余計に嫌な想いをするだけ、
そんな事に今エネルギーを使いたくない、、、

決して自慢出来るような関係ではないけれど、
子育て時期って、こんなもんでしょ…
くらいに捉えてるところもありました。
(修復するなら、40代がラストチャンスかも〜!)


「 忙しい、忙しい 」と言っている人、
「 時間ができたら… 」と考えている人、

実は、無意識に、大切な事から逃避しているのかも〜。


自分らしい人生を歩みたいなと思いつつ、
自分の中の “ 当たり前 ” を変えないなら、
人生のギアチェンジは出来ないのだと思います。


仕事を減らしてみる…
人との関係を絞ってみる…
やたらと情報収集しすぎない…
( Facebook、やめてみるとかね )


シンプルで静かな環境に自分を置いた時、

雑踏にいる時には気づけなかったような

自分にとって…本当に大切なもの

それは小さな声だけど

静かに、でも力強く聴こえてくる。


… 私はそんな気がします。



ちなみに、私の場合は、
やりたいと思う事、大切な事を書き出してみて、
断捨離をやった時のような気持ちで
ふるいにかけます。

断捨離を実行した人ならわかるはず。
難しい “グレーゾーンのジャッジ” も大丈夫〜♪
(やましたひでこさん、こんまりさん、感謝です)



ただし、現実的な話、
これをやってると、日常でかなりヘマが多くなるみたい(笑)

いろんな事に対して注意深かったはずの自分が
アナだらけになります。
自分が大事にしている『メイン』以外は、
小さなミスが続出〜!

仕事で違う場所に向かって大遅刻したり、
やり直し作業が増えたり〜。
(歳のせいにはしない事にしてますっ)

でもでも、何とかなります!
結構、いろいろあっても許されます!
誰かに助けてもらっちゃいます!
それでも、ちゃんと周囲から評価してもらえます!
大事なポイントは外してませんから(笑)


これからは、、、
『 忙しい人 』
⇨ “ 行動の断捨離ができていない人 ” 、
⇨ “ 欲張りで、大切なものに気づけてない人 ”
とされる事だって、あるかもしれません。


大切なメッセージが受け取れたら、
また忙しくなるのかもしれませんが、

まだパワーのある50代、

一度、人生の棚おろしをする体験って
思った以上に価値あるものなのかもしれません。。。