自分を楽しむ、50歳のポジティブ離婚プロジェクト

資金ゼロ、シェアハウスでの別居生活6年間を経て円満離婚。へこたれ50代のライフシフト記録です。

「質問」で伝えてみよう!

再び、“ いいたい事が言えない ” という話について。


人の話を聞きながら、
「もっとこうしたらいいのに〜」と
無意識に相手のあら探しをしてしまう
(良く言えば、改善方法を探す)
私の “ネガティブフォーカス” 、、、。

カニズムが解っても、
悲しいかな…なかなか改善できません。

イヤミな自分を隠していることも苦しいし、
感情が処理できていないから、
勇気を出して発してみても上手くいかない。

言わなくてもスルーできる人になるのにも
まだまだ時間がかかりそうだし。。。
(ハウツーではなく、自然体で出来るのが理想ですが)


そんな折、娘のコミュニケーションスタイルに
はっとさせられました。


大学の授業での研究発表の話をしていた時でした。

あるグループの発表で、
ちょっと納得がいかない部分が気になった娘は、
こんな質問を投げかけたのだそうです。

「先ほどの○○の方法論についてですが、
他のやり方もあるような気がするのですが、
どうでしょうか?」


あっ、これだと思いましたっ!

意見したり、指摘したりするのではない
もう一つの方法〜!!


“ その方法は違うんじゃないですか。
こういうやり方の方がいいと思います ”

…というスタンスとの違いは明らかです。


相手を嫌な気持ちにさせず、
相手を信頼し、
自ら考えさせ、
相手から答えを引き出す。
(考えてみたらコーチングスタイルですね♪)



「でも、○○子はどうしてそんな風にできるの?」
と聞いてみたところ、、、

「 だってさ、自分たちの発表が穴だらけって、
 一番わかってるのは自分たちなんだよ。
 だから、私がわざわざ指摘する必要ないでしょ 」


何故か、思わず涙がこぼれた私。
私に出来ていないことだわ 。。。


娘は、「 自分もそういう時があるからわかる 」のだと。


これって、必死な努力と忍耐で
勝ち組を目指してきた昭和世代との
ギャップかもしれないなぁ。

弱い人間の気持ち、
逃げたくなる様な気持ちを察する気持ちが
私には足りなかった。。。

自分のした事は自分に返って来るのだから、
私が裁判官する必要なんてないんだし。
(弱い自分を許せてない事の現れなんだな〜)



また、娘は、
まず相手をリスペクトした上で発言する事も
心がけているのだそう。


そうか、、、

だから自分の考えを押しつけて来る
父やバイト先の上司とも
上手くいかなかったわけね…と納得。


あまちゃんな娘ですが、
昭和世代が見落としてきた生き方や価値観を
持っているところがおもしろいです。



私のように、子どもの頃から親に甘えられず
感情を吞み込むクセがついてしまった人って、
沢山いると思います。


先日、namiさんがコメントに書いて下さった
『感情を伝える』というのも試してみたいし〈先日の記事→
もちろん、腹にある事をそのままぶつけたってイイ、
ケースバイケースで、いろいろやってみたいですね。



話がヨコにそれますが、、、

ちなみに … こういう人って、
“ M体質傾向 ” なんだそうですよ。

親に甘えられず、
言いたい事をのみ込んで自己処理して来た人。
( “ S体質 ” は、親が圧力的だった場合が多いらしい )



この “ S体質 ” と “ M体質 ” 、
興味本位にしか語られませんが、

最近、タオや生きる本質に繋がってる気がしていて、
マジメに研究して、
そのうち記事にしてみたいと思ってます。

マニアックすぎるかな〜。




“言いたい事が言えない” 関係の過去の記事:

『嫌われる覚悟』→★
『悪魔な自分に向き合う』→★