自分を楽しむ、50歳のポジティブ離婚プロジェクト

資金ゼロ、シェアハウスでの別居生活6年間を経て円満離婚。へこたれ50代のライフシフト記録です。

50代の「事実離婚」ライフ

やろうとしていた
当面の事務手続き的なことなどが
一段落しました。

ふんぎりがつかなかった現住所の移動、
更新忘れの免許証の再交付、
新しい場所での確定申告、
などなどが、何とか無事完了〜!

先週末は、
娘と一緒に実家にも顔を出してきました。


みんなそうなのかもしれませんが、
やる気になるまでが、
とにかく面倒でイヤなのですよね〜。
これも…向き合う覚悟と同じかな。

今は、プチスッキリ感を味わっています。


何だか区切りの時期のような気がするので、
別居生活1年7ヶ月の今の心境を
まとめてみようかなと思いました。





最近、一番変わったことと言えば、
“中途半端感” を感じにくくなった
ということかもしれません。


いままでは、自分の立ち位置を
“ 別居という中途半端な状態 ” と称して
責めていたような気がするのですが、

これはこれからの時代の
ひとつの『スタイル』として、
アリなんじゃないの ?
…と思えるようになりました〜!


じゃ〜ん!

事実婚ならぬ・・・
【 事実離婚 】
というスタイルです。


名前は変わらずも、、、
現住所の移動をして自分が世帯主になったり、
免許証も新しくなったりしたことも、
区切りをつけられたというか…


離婚していようが、何だろうが、
そんな事は関係ない。
ワタシは自由なのです。


たぶん、今までもそうだったのですよね。

“ 中途半端な状態 ” に、
自分をしばっていたのは、
誰でもない、このワタシでした!!!



“ 仮の住まい ”
“ 仮の生活 ” などと思わずに、、、

『これがワタシのライフスタイルなの〜!』
と、今なら自信をもって言っちゃいます。




そして、
10ヶ月前の自分の記事を読み返したら、
こんなことも書いていました。

  ↓ ↓ ↓

別居は、案外 “良き時間” になり得ると、私は思います。

長い長い、家族と過ごした時間や関係を
いきなり終わらせるのではなく、

夫と、妻と、別々な場所でゆったり呼吸して、
いろいろ振り返ってみたり、
相手の気持ちを思いやってみたり、
少しづつ、こんがらがった糸を
整理したり、間引いたりしていくような。。。

もちろん、奇麗ごとばかりではなく、
恨みや怒りが込み上げてくる場合もあるでしょうが、

時間と距離が解決してくれる事も多いし、
自分をひと休みさせてあげて、
それまで我慢して来たような楽しみを
実現してみたりすると、気持ちも変わるもの。

貴重なシフトチェンジの時間ととらえて、
なだらかな変化を味わうのもアリだと思います。


〜 以上 2014-05-03の記事より 〜



先日、娘といろいろ話したのですが、
古巣で展開している
父娘の関係の変化もとても興味深く、
まさに上記のような事がおきているようでした。


仕事を辞めると言っていた夫は
結局、引き止めに応じて
これまでの仕事場に留まることになり、

職なし、就職活動する気なしの娘は
ひたすら家の中を片づけたり(←もと片づけられない女子)
自分としっかり向き合って
毎日を丁寧に生きようとしていて、

ふたりでいろいろ微笑ましいやりとりを
しているようなんです。


家族として機能していなかった家が
ふたり家族になって
再び息を吹き返しているかのようです。


私は自分で選んで前に進んだけど、

一歩遅れて、父娘は今
そういう大事な体験をしているのだから、
離婚はいつでも良いし、

きっとベストなタイミングで
そうなるのだと思えてきます。



また、実家との関係ですが、
何とか母も私の状態を受け入れたようです(笑)


この先、私が生活していけるのかは
やはり心配なようですが、
今は痴呆症の父との生活のことで手一杯で
それどころじゃないみたい。


離婚をひそかに決心した頃は
離婚したいなんて事を母に伝えたら、
心労で倒れるのではないかと心配しましたが、
案ずるより産むが易し…でした。

誰にでもおススメできるワケではありませんが、
“実行犯” も正解だった気がします。
(結果論ですが、別居から…というのも良かったみたい)

心配性な親には、
いきなり「離婚します!!」などと伝えてしまうと
パニックになる可能性があるので、

ある程度、生活が落ち着いてから
親に報告するという選択肢もアリかと思います。
あくまでケースバイケースですが。



最近、いろんな人とプライベートな話をしながら、
家族形態が変わってきているな〜って
つくづく感じてます。

離婚はもちろんですが、
離婚した後の再婚や、子どもとの関係など、
すご〜く自由になってて、

当事者たちも、
複雑とか、不幸とか、
そんな暗い感じが全くしなくてオープンで。


だから、

これからは、

事実離婚・・・の時代です。たぶん。



さて、その話とは関係なく、
実家から帰って来て、
自分の中にモヤモヤした感情がみつかったのです。

それが、母に対する“怒り” の再燃だった事に気づき、
向き合ってみた結果、その正体もわかりました。
そのことは、また後日書いてみたいと思います。


里帰りって、、、

自己啓発セミナーなみに覚悟もいるし、
気づきがあります〜(笑)