自分を楽しむ、50歳のポジティブ離婚プロジェクト

資金ゼロ、シェアハウスでの別居生活6年間を経て円満離婚。へこたれ50代のライフシフト記録です。

安全圏を出る

先日、娘が大学の卒業式を迎えました。

これまでの学生生活、、、
親として、世の中に旅立つための
“土台づくり ” という責任 ( ギフトかな? ) が、
多少果たせたような気がしています。

いつかまた学生になるのもアリだろうけど、
あとは自分の力と責任において
頑張ってくれれば…と思います。


そんな親としてのしみじみとした想いとは裏腹に、

卒業式前日の夜まで、
着るものの事で相談メールが来てゴタゴタ。。。

アンチ “ 袴ファッション ” はイイけれど、
どうなんでしょう…?
今の娘には、そういう部分の自己表現が大事らしい ( 笑 )
まっ、そういう時期もありますね。


そして、進路に関しては、
結局、フリーランスという “ イバラの道 ” を歩むようです。
それも、私の仕事と同じ様な空間デザイン関係。

親としては、かなりビミョーな気分です。


ノーギャラではありますが、
趣味なのか仕事なのかわからないような作業を
チラチラ始めているようです。


住む場所だけはあるものの、
奨学金の返済も秋から始まるし、
収入の見込みも保証も全くないワケで、

日々、不安にさいなまれつつ、

どうやら … どんづまりに切羽つまることを
敢えて狙っているみたいです。



うん、確かに、、、自分の事を考えても、
この《 切羽つまる 》って、
とても大事なことだと、最近つくづく思うんです。


どんづまり経験を乗越えた分だけ、
何かを得ていくような気がしています。


人間 … 出来ることなら保証や安心が欲しいし、
ムリしないで過ごしていきたいと思うもの。

それでも、

かき消すことができない “ 心の声 ” があるなら、
一歩でも、半歩でも、
自分を追いつめていけば良いと思う。

そして、足場がなくなった時、
意外にあっけなく飛び下りてしまうのかも。

あとは… 火事場のバカ力です !! ( 笑 )


ハンデを乗越えて活躍している人たちの
突き抜けた強さと明るさ。

優れたスポーツ選手や武道家
自分の限界に挑んで行き着く境地。


私の自立へのチャレンジなんて、
その一端を垣間みるくらいの、
ホントに小さなことだけど、、、

それでも、自分にとっては
ものすごい不安と向き合う過程。



臆病な自分も受け入れつつ、

どんな年齢になったとしても、
“ ゼロ ” から始められる。

一生かけて、、、
自分というものを探し、創っていく。


そんなオトナでいたいなぁ…と思う春でした。