自分を楽しむ、50歳のポジティブ離婚プロジェクト

資金ゼロ、シェアハウスでの別居生活6年間を経て円満離婚。へこたれ50代のライフシフト記録です。

ポジティブになろうとしない事

さんざんいろんな事を試してきた私から、みんなに言いたい。

〜 ポジティブになろうとするのは、やめよう!! 〜


良く考えてみましょうよ。

ポジティブシンキングでいようとすればするほど、
心のどこかが、どよーんと苦しくなるハズ。
自分自身には、絶対ウソつけないもの。

心の闇をクローゼットにせっせと押し込めて、
見かけだけキレイにして、なかった事にしているだけ。

胸に手をあててみれば、わかる。
どんなに笑顔をつくっていても、
本当の自分は、いつも不安でいっぱい。
いつもネガティブのタネを探している。
笑顔の裏で、本当の私は泣いています。


認めちゃいましょう。
これが、正直な心の声です。


こんな時は、こんな風に考えてみましょう!という、
“ ハウツー的な対処法 ” も、その場しのぎでしかありません。

〜子どもが言う事をきかない時は、こんな風にやってみましょう〜
…なんて言われたって、
育児で疲れてメンタルがボロボロの時に、出来るでしょうか。
24時間、365日、できるようなことじゃなきゃ、
それは、ただの気休めだわ。
(これも、いい加減、気づきましょう)


…かと言って、一体、どうすればいいのでしょう。

ネガティブな自分が出て来ると落ち込んでしまいます。
どんどん自分がイヤになってきます。

子どもに対しては「こんな未熟な母でゴメンね〜」だし、
夫に対しても「なんで、私はこんなにイライラするのかしら〜」と
結局、自分を責めてしまう。


私は決めました!


私は、ネガティブな自分をなくそうとするのではなく、
ネガティブに振り回されない自分になります。
ポジティブだけの人生なんて、
ありえないし、目指す必要ない。

(ポジティブは目指すものではなく、結果としてなるもの !! )


そのためにする事は、、、

やっぱり、
押し込めて来た自分のネガティブな感覚に
ひたすら耳を澄ませることだと思う。

自分の中にあるものを感じ、
その奥にあるもの、沸き上がってくるものに共感し、
一歩一歩、自分を踏み固めていくことしかない。
(怒りの奥にあるものは、あなたの悲しみデス)

どんなに立派な人の話に心動かされ、涙を流しても、
それは、自分の中心でおこったことではない。
自分の中にある体験や苦しさとコンタクトしなければ、
内からの変容はないと思います。

これは断言できる。
どれだけ外側をメイクしても、それは本物の美しさじゃない。



…ここまで書いて来て、ふと気がつきました。

もしかして、しあわせも同じ


不幸だと考えているものを取り除いたら(夫との生活とか)、
しあわせになれるワケじゃないのかも。。。


不幸のタネ=ネガティブのタネ


と考えると、
夫との生活の中で感じる怒りに、しかと向き合って、
その感情に振り回される自分を開放してあげなければ、
夫と離婚しても、私はどこかで、
次なる不安や苦しみを探してしまう。
(これだけは、避けたい〜っ)

逆を言えば、

自分の身の回りの条件などは関係なくて、
自分の中のバランス感覚が保てた時に、
心の底から、しあわせを実感できる自分になるのでしょう。
(離婚後に豪邸に引越そうが、3畳一間のボロ屋だろうが関係ない)



そっか〜〜〜!!!!

新居や離婚の手続きも大事だけど、
こうやって、せっせと “ 自分の闇 ” に向き合っているのは
すんごく大事なことなんだわ。

いえいえ、
たぶん、それは “ 闇 ” なんかじゃない、
『しあわせへ行きの扉』ですよ。


うん、急がば回れです!

“ ポジティブ ”という厚化粧はやめて、
みなさま、ご一緒に、
『しあわせへ行きの扉』を開いちゃいましょう〜♪