自分を楽しむ、50歳のポジティブ離婚プロジェクト

資金ゼロ、シェアハウスでの別居生活6年間を経て円満離婚。へこたれ50代のライフシフト記録です。

大切な人を傷つけてしまう恐怖

こういうのって、私だけでしょうか。

私は、友だちとどんなに楽しくお喋りしていても、
別れた後で 脳内反省会をするクセがあり、
気づくと、なぜか重い気分になっているのでした。


〈 もしかして、あの言葉で傷つけたんじゃないかな ? 〉
〈 調子に乗りすぎて、私ばっかり一方的に話してたんじゃないかな ? 〉
〈 また自分の自慢話しちゃったんじゃないかな ? 〉

と、答えの出ないクヨクヨをくり返します。


その日も、友だちと別れた後、
頭痛はするわ、身体はダルいわで、
何なのかしら ? … と痛みがあるところに触れていたら、
また、そのような事が出て来ました。
(脳内反省会は止めたつもりになっていたのですけど〜)


大切な友だち、
私の無神経な言葉で傷ついてたらどうしよう、、、。


そこで、身体にフォーカスして
いつもの瞑想を始めたところ、

30代の頃に、急に関係がおかしくなって
未だに修復できてない親友との事がでてきました。


〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜

中学時代からの親友で、地元に残っていた彼女は、
私の事を自慢の友人だと、いつも言ってくれていました。

私が結婚した少し後に 彼女も結婚したのですが、
程なく離婚する事になり、その際に、
「私が結婚したから自分も結婚したいと思って、しちゃった」
…と言われ、複雑な気持ちになった事もありました。


遠距離でしたが、いつも繋がっていると感じていたし、
私は彼女に遠慮なく甘えたり、ズバズバ言う事が
親友である証しと思い込んでいました。
逆に、彼女は気遣いの人で、ちょっとそんなの
水臭いじゃないの〜って感じてしまうくらい。


ところが、ある日突然、その親友から
怒り爆発の手紙が届き、私は呆然としました。

辛辣な非難の言葉が並んでいました。
プライドをいっぱい傷つけていたのに、
全く気づかなかった私。。。

私たちの関係 … 何かが間違っていた。


私はいろいろ考えた結果、

二人にはリセットの時間が必要だと感じ、
(これで私が嫌われても、きっとこの方がお互いのためになると思い)

「しばらくの間、私たち、距離を置きましょう」
と提案したのです。

でもいつかまた絶対親友に戻れると、
心の奥で信じていました。


しかし、この事で、
彼女は更に激しく傷ついたのだと思います。
40代の頃に、謝罪の手紙を書きましたが、
その後、何の音沙汰もない状態でした。

〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜


私は、その出来事を仕方のない事だったと自分に納得させ、
あまり引きずっている意識はありませんでした。


でも、出て来たものは…

『 私は無神経! 私は鈍感! 私はイヤな奴! 』
と、激しく責めたてる自分でした。

そして、、、
いつも大好き大好きと言ってくれていた友人から届いた、
あの手紙の衝撃が、、、襲ってきました。

私は、その時の感情に寄り添いました。



… そうだったんだ。



だから私は、
いつも誰かを傷つけたのではないかと不安で不安で、
自分の言動に、ハラハラしていたのです。



そして、気づけば、
私は、“ 人と仲が良くなっては疎遠になってしまう ”
というパターンを、くり返していました。

(いま出て来ている気持ちに、しっかり寄り添わないと、
この現実を変えられません)



今の自分から、言ってあげたい。

私も、彼女も、誰もわるくない。
2人とも、親との関係で深く魂が傷ついていて、
どうしていいのか、何が間違っているのか、わからなかったのです。



今しあわせですか………私は胸の中で彼女に話しかけました。

涙が溢れてきました。

もし、いま、世界中で、、、
本当のあなたに寄り添える存在が私だけなら、
やさしく包み込んで、いっぱいいっぱい癒してあげたい。

でも、、、もし、今がしあわせなら…
私の事をきれいさっぱり忘れていいよ。


私たちは、この経験をするために、きっと約束してうまれたんだと思う。


ありがとう。
そして、、、
ごめんね。