自分を楽しむ、50歳のポジティブ離婚プロジェクト

資金ゼロ、シェアハウスでの別居生活6年間を経て円満離婚。へこたれ50代のライフシフト記録です。

離婚で向き合う課題 その4…「ココロのこと」

ちょっと間があいてしまいましたが、
「お金」、「住まい」、「子ども」と
離婚で向き合う課題について書いて来まして、

( → その1「お金の話」、→ その2「住まいの話」、→ その3「子どもの話」 )


本日はラスト、
◆ ココロの問題  … 〈 メンタル力 〉 について
発展途上の私なりに書いてみたいと思います。



熟年離婚を考えている方は・・・

“ 夫婦でいながら、とても夫婦とは言えない ”
…きっとそんな状態が長く続いていて、

「私って、一体何なのだろう…」とか、
「私の方がおかしいのかな、ワガママなのかな…」などと、

苦しい自問自答を
繰り返して来たのではないでしょうか。


配偶者を責めたい気持ち以上に自分を責め続け、
神経をすり減らして、ボロボロになりながら、
何とか自分を立て直す日々 。。。



私自身、悩んでいた当時のことを思い出すだけで
胸が苦しくなります。

どこにも居場所がなくて、出口の見えない
どんよりした闇の中を彷徨い歩いていた、
そんな気分でした。



でも、、、考えてみて欲しいンです。

離婚について考えはじめているということは、
自分らしい人生を、ジブンで選ぼうとしているのです。

子どもの学生生活にも目処が立ち、
子離れ親離れの時期になって、
初めて自分のシアワセに目を向けることが
出来たのかもしれません。

残りの人生、後悔したくない…と。



それって、素敵なことじゃないですか。

すっごく真っ当なことなンじゃないでしょうか。


崖っぷちに向かっているような
イメージなんて、いらないと思います!



ただ、夫婦の問題って、客観的になることがスゴく難しい。

人に話してもちっともわかってもらえないし、
相談して逆に気持ちが落ち込んでしまったり。

それに、
経済的なこと、
子どもの将来のこと、
住宅ローンのこと、
実家のことなど
どれも簡単に答えが出ないことばかり。。。

… だから一人悶々として
なかなか一歩が踏み出せないのです。



もし、まだ迷っているのなら、
まずは夫との事と、経済的な心配は、
勇気を出して、一旦ヨコに置いちゃいましょう。
勝ち負け、損得、てんこ盛りの不安も。
( 急がば回れです…笑 )


そして、、、今までフォーカスして来なかった
“自分自身のこと” を、
じっくり考えてみて欲しいと、私は思います。

マインドが迷子になっているような状態で、
まともな判断ができるワケがありませんから。


◆ 私、何が一番イヤなんだろう。
◆ 何を気にしているんだろう。
◆ 自分って、どういう人間なんだろう。
◆ ホントは何を望んでいるんだろう。


そうやって自分のことを掘り下げていくうちに、
きっと、いろんなことに気づくはずです。


基本、忍耐強い頑張り屋さんなので、
( 辛さに鈍感とも言えます→コレ、熟年離婚女性の特長かも? )

子どもの事ばかり優先していたり、
課題の分離が出来ていない人
(親の課題、夫や夫の実家の課題を背負ってしまう人)
も多いと思うので、この作業はとてもとても大事です。

子どもの頃からの親との関係
『満たされない想い』にぶち当たる事も、
きっと避けられないでしょう。
(→ 結婚生活が上手くいかない人の特長〜! )



私の場合は、まず、親 (実母) のことを気にして
離婚を考えない様にしていた事に気づきました。
また、社会に貢献できるような活動をしたいと考えていたのですが、
まずは自分がシアワセになりたいのだと気づいてしまいました。
これまで続けて来た仕事だって、
人を幸せにしている素晴らしい活動だと思えるようにもなりました。

私が一番したかった事は、
『自分らしく生きること』だったのです。
あの苦しさは、“自分を生きていない苦しさ” だったのだと、
今はわかります。

“前のめりなポジティブマインド” じゃくなくて、
“ただ真っすぐ立つ、ニュートラルなマインド”
になるべきだったのです。

本当に言いたい事は全部のみ込んでおきながら、
「気づいてよ、察してよっ」って、
夫に無理なことを期待して、勝手に傷ついていました。



そう、自分の人生は、ジブンで決めて良いし、
自分をシアワセにできるのはジブンしかいません。

なのに、私は、シアワセになることを
ジブンに許していなかったように思います。

(あたり前のことなんだけど、実は盲点なのかもしれません。
ジブンで決めると、ジブンでリスクを負うことになるから、
無意識に逃げてたのかな。
全てが中途半端で、一体、誰の人生を生きていたのやら…)



そして、落ち着いて、心を込めて、
これからの人生、もう一度、夫とやり直せるのかどうか、
未来の風景の中に、夫がいるのかどうか、
じっくり答えを出せば良いと思います。
(緊急を要する場合でないなら…)


不思議なんですが、、、

出した答え次第で、
未来は自然に開かれていくように思います。
夫のことも、経済的なことも。

一生懸命考えて出した答えなら、
きっと子どものココロにも届くはず。


もし、修復して新たな夫婦関係を築けそうなら、
それも最高ですね〜!




ココロの中に溜まった大荷物と向き合うプロセスは、
どう転んだとしても、決して無駄じゃないです。


⇨ 流れのまま、何とな〜く高齢者へと仲間入りしていくのか。

⇨ 仕切り直して、ジブンらしいセカンドステージを切り開くのか。

分かれ道です。



我が家の場合は、
夫がじ〜〜〜〜〜っくり考えたいようなので、
そこは流れに任せていますが、

男性って、他に好きな人が出来たりした場合は別として、
何とか日々の生活できているなら、
離婚まで考えない生き物みたい。
(男性と女性のコミュニケーションの違いを知ったのも、
このプロセスのお陰で、仕事にもすごく役立ってマス)



そろそろ別居生活も1年半。

この中途半端生活も、長くなれば
これまた、新しいライフスタイルとして
成り立っているかのような気もしてきます (笑)


要は、考え方次第なんですよね。

最初は中途半端が苦しくて仕方なかったのに…
不思議なものです。



あなたが、今すごく苦しくても、
全てが八方塞がりに思えても、

シアワセになることをジブンに許して欲しい。



全てはそこからだと思います。。。