先日、マツダミヒロさん主催の
『フィンランド教育視察ツアー 報告会』
に参加してきました。
スピーカーは、
塾もないのに、“ 学力世界一 ” という
フィンランドのフシギに興味を持ったという
教育コンサルタントの高坂翔輔さん。
マイペースで、いつも自分らしくいたいという
我が娘が喜びそうな情報が満載でした。
私が 一番印象にのこったのは、
教育現場で小学校の先生たちが
“ 何を大切にしているか ” という問いでした。
この質問に対する答えは・・・
『 一人一人を よく知ること 』。
この言葉に、
思わずハートを掴まれてしまいました!
はい、すべてはそこから…ですよね。
教室内にソファがあったり、
勉強する時のスタイルは自由、
担任の先生の判断で
教科書を使っても使わなくても良かったり、
生徒同士の成績を比較せず、
成績表も、まずは自己評価と学校評価を出しあい、
最終的に話し合って決める(数値ではなく色分け評価)など、
“ キンタロウアメ式のよい子教育 ” とは
全く異なるものでした。
( もちろん、フィンランドなりに
抱えている問題はあるようですが… )
おそらく、「自立した社会の一員」を輩出することを
念頭に置いているからなのでしょう。
「ヒト」 というものの本質をとらえた上で、
逆算した教育現場を目指しているように思えました。
“ キンタロウアメ式のよい子教育 ” に
疑問を感じないで育ってしまった私たち世代は、
『ジブンで考えること』が得意でない気がします。
私も、あたり前のように
就職して、結婚して、子を産み、
自分がどんな人間として社会に貢献出来るか…な〜んて
ちーとも考えもせずに社会人しちゃってました。
結婚も、、、しかり!
遅ればせながら … 50を過ぎて
どう生きるか、
どう生きたいか、
そんなコトに答えを出せる
オトナになりたいと思います。
働くって何なのか、
社会人になるって何なのか、
そんなコトにひっかかって前に進めない娘が
最近、とても健全な気がしてなりません 。。。笑