先週、仙台の母が自転車で転倒。
大腿骨を骨折して救急車で搬送され、入院しました。
大腿骨 転子部骨折。
これから長い入院&リハビリ生活になるようです。
↑骨の中に金属を入れて固定する2時間半の手術。
リハビリにくじけなければ、
杖をついて歩けるくらいになれるらしい。
正直、いつかこうなるのでは…と、周りは皆思っていました。
高齢者の自動車事故が問題視されている昨今、
高齢者の自転車運転も
似た様な問題を抱えているようです。
足腰が丈夫でない母は(骨粗鬆症と静脈瘤)、
これまで何度も自転車で転倒して
怪我をしているにもかかわらず、
買い物などの行動範囲を広げてくれる
電動アシストの自転車が手放せずにいました。
(こういう人、多いらしいです)
用事を済ませ、自宅近くまで来たあたりで、
ブレーキが効きすぎたらしく(本人曰く)、
思いきり横倒れして、
そのまま動けなくなってしまったそうです。
痛みをこらえて
何度も何度も助けを呼んだらしいのですが、
そんな時に限って車も人も通らず、
20分ぐらいして、ようやく近所の人が気づいて
救急車を呼んで下さいました。(感謝!)
高齢者施設のインテリアをさせていただく事もある私は、
高齢者が簡単な事で骨折することと
骨折がきっかけで命を縮めることを知っていた為、
〈 これが母の運命なのかな〜 〉
…なんて思いながら病院へ駆けつけたのですが、、、
本人の様子は、いたっていつも通り!
さすがに反省はしていましたが、
相変わらずのノンストップなお喋りと気の強さは変わらず、
「リハビリ頑張るよ〜」と言ってました。
心配したけど、90歳まで生きるかも⁉
とは言え、、、
高齢者の骨折は、認知症をまねいたり、
急激に年老いたりしますので、要注意です!
また様子を見にいかねば…と思っています。
実は、今回のことで、私が一番つらかったのは、
義姉と一緒に手術の付き添いをしたこと。
待っている間、
母に対する悪口のオンパレードを
否定せずにぐっと耐えました〜(笑)
義姉さんの協力なしに
母のサポートはできませんから。
…それ以来、胃がキリキリ傷んでますが。
それから、今回は実家に泊めてもらうのも遠慮して
以前使った快適ホテルに宿泊しました。
これは、大正解♪
ちょっと贅沢なディナーとホテルでのリラックスは
自分へのご褒美でした。
そうそう、もうひとつ・・・
今回、兄の変化を感じたやりとりがあったんです。
病室に兄、義姉、私がいた時、
母が「咳止め用の薬草の煎じ薬を家から持って来て…」
と話しはじめたのですが、
「あー、また、そんなこと…」
と呆れて義姉が話を遮ろうとしたところ、
兄が「はなし最後まで聞いて」
と義姉を制したのです。
で、全部母に言わせてから、
「病院では、勝手に民間療法の薬を飲んだりするのはダメだから、
夜、咳が止まらなかったら、看護士さんに相談して」
と兄が伝え、母は納得しました。
嫁姑問題をコントロールしようとしないのが
兄のポリシーなのかなと思っていたのですが、
こんなことも言うんだと、少々ビックリ。
父が亡くなったことも
関係しているのかもしれません。
家長としての自覚 ⁉
近頃、頭も坊主になって、
なんだか僧侶っぽい兄なのでした。
それに、
やはり義姉と母は
今世で約束してうまれた関係なんだろうな〜
と、つくづく思いました。
夫婦仲の悪い配偶者が
魂の学びの協力者であるのと同じです。
人生、いろいろあります。
さいごまで、楽しみましょう。
↓ 大腿骨 転子部骨折について知りたい方
↓ こちらのサイトでわかりやすく解説して下さってます
http://www.kansetsu-itai.com/doctor/doc047.php