自分を楽しむ、50歳のポジティブ離婚プロジェクト

資金ゼロ、シェアハウスでの別居生活6年間を経て円満離婚。へこたれ50代のライフシフト記録です。

子育てを夫婦でどう向き合ってきたか

世間では良くあることのようですが、
私が夫と噛みあわなくなったきっかけも子育てでした。
お互いが抱えていた“思い込み”の衝突です。


その頃、無知な私は、
子育てに関して、
夫も私と同じように向き合ってくれるだろうと、
漠然と捉えていました。

しかし、子どもがうまれた途端、夫は完全なる受身体制。
「何やったらいいの〜」
「どうすればいいの〜」
私だって初めてで、必死に勉強してるわけっ!
なんであなたは、自分から学ぼうとしないの?
なんで育児書のひとつも読もうとしないの?

なんで、なんで、なんで〜〜〜?

今考えてみれば、
父親になるのには時間もかかるし、
母性と父性の違いも理解できますが、

その時は ……
母娘ふたりで、一日中、授乳とおむつ交換の毎日。

私だって仕事したいし、夢があるんだよ〜!!!
私だけ、世の中の流れから置いていかれそう。。。

自分の生活だけが激変し、
心の支えにもなってくれない夫に対し、
どんどん不満を募らせてきました。

じゃ〜ん
完全なる被害者思考〜!(笑)


そして、いら立ちだけを募らせ、
ただただ心は離れていきました。
子どもはどんどん育っていきますが、
子育てに関して、
何から何まで夫と意見が合いません。

夫は娘に対して支配的で上から目線。
私は自分まで押さえつけられている気がして、
とても反発しました。


気がついた時には、家庭内別居。
娘も父親に心を閉ざしてしまいました。

家の中には木枯らしの音が。
ひゅ〜〜〜。(笑)



今だから言えることですが、、、

不機嫌な態度で自分を示すのではなく、
“やりたい事ができないことがとても苦しい”とか、
“私はとても不安なので、支えて欲しい”とか
心の声を素直に言えばいいという事を知るべきでした。

そして、
子育てという、素晴らしい愛の体験を、
楽しんでいいのだと、楽しめるのだと、
知れたら素敵でした。
(子どもは自分の内面の鏡だったりするので、
子どもが不安定だったとしたら、自分が不安定ということ。
子育ては自分を見つめるチャンス。
子育ての真髄は、育児書には書いていないのです)

いろんな人に助けてもらう(愛を受け取る)
体験をする時期でもあると思います。


私はこの自分の体験をムダにしたくないので、
今、子育て真っ最中の若い友人たちには、
出来るだけそのことを伝えたいと思っています。

ママ達のサポートができる日も夢見てます。


もし、夫が嫌いじゃないのに、
夫婦関係に木枯らしがふき始めているという方は、
修復がきくうちに、
本当の気持ちを伝え合って欲しいです。

本当の気持ちは怒りなんかじゃなく、
寂しかったり、不安なのではないかしら。

自分の奥にある気持ちに気づいて、
それをそのまま伝えられたら、
きっと展開は変わると思います。