自分を楽しむ、50歳のポジティブ離婚プロジェクト

資金ゼロ、シェアハウスでの別居生活6年間を経て円満離婚。へこたれ50代のライフシフト記録です。

ダメな夫をつくる妻たち

夫との結婚生活を断念した理由について …
別居する前の私は、

〈 自分がオトコを見る目がなかった 〉とか
〈 ダンナが後ろ向き思考だったから 〉などと
認識しておりました。


しかし、、、

今ならわかります。



夫が家族のために頑張る
気力を奪ったのは
この私だったんです〜!!!




ダメな夫をつくる妻には、共通点があるようです。

1) 頑張りやさん、努力家
2) 私がガマンすればいいのだと思ってしまう
3) NOと言えずに不機嫌な態度で示す
4) どうせ私は理解してもらえないと思ってる
5) 周りの人に助けてと言えない


そう〜、簡単に言うと…

『私も、あなたも、大事にされていい』
という土台がなくて、
いつもひとりで卑屈に頑張ってしまう人。



互いに尊重し合って
素直な気持ちをやりとりする事を
アサーション”とか
“アサーティブなコミュニケーション”と
言うらしいのですが、

アサーティブじゃない家族の中で
スクスクとお育ちになった場合、

『誰かが大事にされて、私は大事にされない』
という無意識のルールが刷り込まれて
社会へ旅立つことになるのだと思います。



そして
往々にして、
事態が表面化するのは
子育てがスタートしてから。

↓ はいっ、こ〜んな感じ。



恋愛時代(頼れる人が出来た一時的な安心感)
 ↓
子どもができ、母性がスイッチオン(夫は置いてきぼり)
 ↓
自分を封印して必死に頑張る
私が努力しているのを見たら、夫もやってくれるはず…
 ↓
助けてもらえない
あれっ ? なんで ?
 ↓
イライラ (ノンアサーティブ)
不機嫌な態度で示してみるが…
 ↓
わかってもらえず不満が募り悶々とする
なんでちっとも気づかないの?
 ↓
自己嫌悪と怒り、憎しみを溜め込む
たまりかねて文句を言ったら…夫は逆ギレ? はあ〜 ? ? ? 
 ↓
諦め。感情を封印して、子どものために生きる
夫のことも、寂しさも、見て見ぬフリ…
 ↓
子どもが成長
親としてのお役目達成?
 ↓
めでたく (⁉) 熟年離婚



本来、オトコ(夫)という生きものは、
“ 頼られる ” というコトが
勇気とやる気を出すエネルギー源なんだそうな。


よって

要するに、
要するに、

こうすれば良かったンです!



自分の弱みを見せて・・・
「 お願い、助けて♪ 」

これが言える妻か、否か。



できないことを克服しようと
必死に頑張る妻なんて、
完全に逆走です〜(笑)

「あなたは必要ない人」というメッセージを
夫へ送っているようなもの。



そう、夫として(父として)の
活躍の場、見せ場を提供することこそ、
夫の潜在能力を活性化するのです!

頼られ、その頑張りに
感謝されようものなら、
ますますやる気になってくれる…らしい。
( 私には経験ないけど、笑 )



家事も、片づけも、子育ても、やりくりも、
ぜ〜んぶ中途半端で自己嫌悪で、

そのくせ弱みも見せず、
夫に負けまいと強がってきたワタシは、
笑顔もなく、いつも必死の形相で

四半世紀かけて
冷凍庫のような
家庭をつくってしまいました。。。



いい歳のオトナになってまで
ヒーローものの主人公でいたい夫なんて、
ちょっと子どもっぽいけど、

百歩譲って
笑顔でヒーローにしてあげられるような妻は
素晴らしいと思います。

俯瞰視できる妻ですね。



夫とやり直しをする選択肢はないけれど、
孤独にひとり頑張るクセを完治して、
何故か周りの人がどんどんサポートしてくれるような
魔法をつかえる人、目指します〜。






アサーションに関するおススメ本:

『アサーション入門 自分も相手も大切にする自己表現法』
平木典子著 (講談社現代新書)