自分を楽しむ、50歳のポジティブ離婚プロジェクト

資金ゼロ、シェアハウスでの別居生活6年間を経て円満離婚。へこたれ50代のライフシフト記録です。

夫と離婚したい理由

さて、改めて私が離婚したい理由を考えてみました。

“自分を大切にしたい”、“自分を生きたい”というのは、
ここでは別として、
私は夫のどんなところが合わないと感じているのか。

【夫と決定的に合わない部分】

◆ 受身な姿勢。何事も選ばない、自分を生きようとしないこと
◆ お金の使い方。一番は、学資保険を勝手に使ってしまったこと
人間についての意識。人は本来怠け者だと信じていること
◆ 上記に伴い、子育てに、甚だしくすれ違いが生じた
◆ 生理的に合わない

我が家の決定打は、やっぱり学資保険のことでしょうか。

娘が私立の中高へと進学する時、夫に学資保険の事を聞いたら
「そんなもん、ないよ。家のローンだって俺が払ってるんだし、
 もともと俺が積み立ててきた金なんだから…」

私はこの言葉にブチギレてしまい、、、
それ以来、中高大と、娘の学費を私が支払ってきました。
私の収入は実質夫の半分程度でしたので、
頻繁にゴルフに行ったりしている夫を横目で見て、
苦々しく感じていた頃もありました。

でも、、、今は 逆にこの事に感謝していて、
学費を支払わせてもらって来たこれまでの年月に、
達成感や充実感があります。
仕事先の皆さんにも支えていただき、
自分の事以上に、有り難く感じています。



結婚生活に後悔はないです。
私にとって、必要な時間と体験でした。
そうですね〜。
夫と一緒にいて学んだことも書き出してみましょう。

【夫との結婚生活で学んだ事】

◆ 自分の悪いコミュニケーションパターン
 (言いたい事を飲み込んで、反抗的な態度で示してしまう)
◆ 私がどういう信念をもっている人間なのか
◆ 全く違う環境で育ってきた人間が一緒に住むとどうなるのか(笑)


逆に、夫から見た私は、
“可愛げのない 自己チューな前向き女子”って感じでしょう。
…きっと、オンナは恐いって思ってる(笑)


先日、高峰秀子さんと松山善三さんの結婚生活について
書かれた『 夫婦の流儀 』という本を読み終えました。

私は、結婚する時、
まず人間というものがわかっていなかったし、
また、わかろうともしていなかったなぁと思いました。

好きな人と、何とか食べていけて、楽しい生活ができたらいいな…
ぐらいの感じで結婚してしまいました。


どうだろう。

この本を読み終えた今、
これからの人生、パートナーになる人が欲しいかと聞かれれば
もちろんそういう経験をしたいと答えるでしょう。

でも、それは、
人間くさいドラマを一緒に描いてくれる人であって、
ロマンスを求めるのではないですね。
一時的なロマンス気分もいいですが、
それはオマケであって、夏の花火みたいなものなんだと思います。

目先のことではなく、その先にある本質を見抜く力が
何事も必要なのでしょう。



さて話は変わりますが、、、

昨日、時間が出来たので、たまたま行きやすかった
渋谷区役所に立寄って、離婚届の用紙をもらおうとしました。
(早めに書いてリアルイメージした方がイイと、
先輩から助言されていたこともあり)

いろんな届け出の用紙が置いてあるところから、
勝手に持って来れるんだろうと簡単に考えていましたが、、、

届け出用紙のコーナーに職員の女性2人が待ち構えていて、
とてもそんな雰囲気ではありませんでした。

やだな〜と思っていたら、

案の定、「どんなご用事ですか」と声をかけられてしまい、
「離婚届の用紙が欲しいんです」と、
まるで転入届でも出すかの様に、フツーに頑張ってしまいました(笑)

ペラッと用紙をくれるのかと思いきや、
確定申告のように封書に入ったものを手渡され、
「書き損じ用の用紙も入ってますので」と説明されました。
(はいっ、ご丁寧にありがとうございます←心の声)


みなさん、一体どんな気分でこういうことを経験するのでしょうね。
私は、さばさば熟年離婚を迎えた女性を、
ちょっとばかり演じてしまいました〜。