自分を楽しむ、50歳のポジティブ離婚プロジェクト

資金ゼロ、シェアハウスでの別居生活6年間を経て円満離婚。へこたれ50代のライフシフト記録です。

フシギな夢・・・

どうやら、潜在意識に変化がおきているようです。


とてもリアルで印象的な夢をみました。
ふだんはぼんやりした夢しか見ないのに、
こういう時の夢は、妙にハッキリしています。



それは、とてもとても苦しい夢でした。

私は実家にいて、思いつめた親と共に、
実家に火をつけて、逃避行しようとするのです。

とんでもないことが起きることはわかっていながら、
逃げられない運命のようなものに、ただ従うのです。


私は、百科事典のようにぶ厚い
日記のようなものを開いて火をつけ、
それを静かに閉じました。

そこから家全体に火がまわる前に、
父と母と私は、玄関から出ていきます。
(夢の中で、痴呆症の父は健常でした)

ところが、玄関から出たところで、
職人さんに見られてしまいます。

何故か父は大工で(実際は公務員でした)、
職人さんに怪しまれないように、
普段の通り、いろいろと指示を出すのです。

「お父さん、早くして!火が大きくなってしまう」
…とハラハラしている私。



そこで場面が変わり、

真っ白で、すごく立派な縄がごろんと
目の前に見えてきます。


「 えっ ⁉ 何 ? … コレ 」
と思っていると、

痩せて切羽詰まって青ざめた表情の兄が、
自殺しようとしていることがわかりました。
それを見ている義姉の姿もありました。

私は何とかしてそれを止めようとしますが、
何を言っていいのかわかりません。

とにかく、
今、お父さん達と逃げようとしているから、
ちょっと待って … みたいな感じ。。。



そこで、一旦、目が覚めました。



も〜、なんていう夢をみるのだろう〜。

あ〜、苦しかった〜。
夢でよかった。

本当によかった。



そして、もう一度眠りにつきました。



私は、夢の中で、
さっきの夢を娘に報告しようとします。

娘が彼氏と住んでいる、
古い日本家屋に案内され、
(現実で娘は父親と住んでいるし、彼氏も違う)

「 こんなへんな夢をみてね・・・」

と必死に説明するのでした。



その後も、ずっと夢をみていたようなのですが、
あまり良く覚えていません。



この夢は、どういう意味があったのか、
冷静に感じてみました。


先週、仙台で仕事があって、実家に一泊してきたのですが、
老々介護にも限界が来ているようで、
母がやせて、表情もキツくなっていました。

ちっとも言う事をきかない痴呆症の父に対する不満と、
(母は家族をコントロールしたい人なので相当のストレス)
体力的な疲れ、今後の介護費用など、
不安がふくらんでいるようでした。

同居している兄ファミリーとは、
二世帯住居でもなくて、ほぼ家庭内別居状態。
よっぽどの出来事がなければ、頼ることもしません。


今までの私は、母の聞き役にもなりつつ、
こんな実家がイヤだし、自分のルーツなんだと感じて
落ち込むばかりでしたが、、、

今回は分離ができました。

これが母が選んでいる現実で、母にとってのチャレンジ。
痴呆症の父もそう。
この体験を味わうことが、父のチャレンジだし、
二人の約束なのだろう。

兄にとっても、義姉にとっても、
この体験が大事なんだ、きっと。


そのチャレンジを尊重しながら、
私は何をしていけばよいのだろう。

…そんな風に考えながら、
仙台を後にして来たのでした。




自分のことがだいぶラクになって来た今、
気になっていたのは、実家のことでした。


そして、この夢。。。



夢を見た直後はとてもおそろしかったけれども、

今は、何だか、これまで実家を覆っていた
ダークなエネルギーが終わりをむかえたかのような・・・

そんな感じが、
じわじわとしてくるのでした。


悲劇の登場人物がみんな出て来て、
これまでのことと決別する決意をした。

もう次のところに進んで良い時。


何だか、どんどんそんな風に
明るい気持ちになってきました。



目の前で、現実に起きているコトと、
見えない世界、潜在意識でおきているコトとは違う。

どちらも大事。どちらも、大切な体験。。。



急な変化はないと思いますが、
1年、2年と、、、
これからの現実を楽しみにしたいと思います。


皆既月食以来、潜在意識が忙しいです〜。