先日、はじめてコレクティブハウスの
ワークショップに参加して来ました。
この日のテーマは、
『 多世代で暮らし 心豊かに生きる住まいを考えよう 』
参加者は、20代〜70代とかなり幅がありましたが、
一番多かったのは、60歳前後の女性かな。
普段、私が参加している
生き方や心理学系の勉強会は、
自分より若い人が多いのですが、
なるほど〜、こういうターゲットなのか…と
興味深く感じました。
スウェーデンの事例
(40歳以上子供なしの人向けの公営コレクティブハウス)
をまとめたDVDを観てから、
各テーブルごとに意見交換をしたのですが、
皆さん本気度が高く、
かなり活発に意見を述べられていました。
孤独にひとり生きていくのではない
“ シェアする暮らし ” を
模索されている方ばかりで、
ご主人を亡くされた方と、
別居(離婚?)を考えていらっしゃる方は、
ペットと一緒に住めるところを希望されていました。
熟年女性にとっては、
終の住処をどう考えるのか…という
『 終活 』の一環でもあるのですね。
家賃はどうなのか、
大人数の食事づくりが負担にならないのか、
個人の意見や個性は尊重されるのか、
といった話から、
重度の痴呆や介護が必要になった時に
出て行かなかればならない場所ではなく、
看取りが出来るのも大事 …
といったことまで
かなりリアルな意見交換でした。
「私は、コレクティブハウス自体が
会社になっていて、収入を得ていくという
運営スタイルが良いと思っています」
…と話したところ、
実際、そういうところもあるのだそうです。
コレクティブハウスが出来るまでには、
計画段階から居住予定者が集まって、
事業者と共に何度も話し合いを重ねていくのが普通だとか。
食事や共同作業や運営スタイルに関しても、
住民同士の話し合いで検討され、
無理のないカタチを創っていけば良いのだそうです。
「何でも言いたいことは我慢しないで言えて、
個性を認めてもらえる関係がいい。
困ったことには関わり合いつつも、
こうじゃなきゃダメだとか、、、
そういうお節介はしない。」
・・・そんな意見に、
そこが家族だと難しいンだよな〜と思いました (笑)
一番言いたい事は我慢しちゃったり、
逆に、いらない事を言っちゃったり。。。
かえって、他人の方が
普通に気を使い合えるんですよね。
『 家族を選ぶ暮らし方 』・・・
私は、アリだと思います!!!
シェアする暮らし方に関しては、
これからもっと勉強して、
私なりの考察を重ねていきたいと思っています。
先日の記事に書いた
デンマークのコウハウジング(多世代で子ども達がいる)
の方が、私のイメージに近い気がしました。
(先日の記事→シェアハウス暮らしの先は…)
私がコレクティブハウスで
家族になっていただきたい方、
誠に勝手ながら…イメージさせていただきました。
じゃ〜ん、
星野 源さん
そして、、、
有働由美子アナ、井ノ原快彦さん、青木さやかさん。
(我が家はテレビがなくて観れないのですが、
あさイチ大好きで…)
共通点は、“しあわせ” が見える人です !!!
理想の住まい、絶対つくりますよ〜。
参考サイト:
→ NPOコレクティブハウス社のHP
→ 海外のコレクティブハウスを視察された方のブログ
→ スウェーデンのコレクティブハウス『フェルドクネッペン』について